CPP-ACP(MIペースト・リカルデント)

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CPP-ACPは、“casein phosphopeptide-amorphous calcium phosphate(カゼイン・ホスホペプチド、アモルファス・カルシウムホスフェート)”の略で、牛乳由来の天然の成分です。。
CPP-ACP
には3つ機能があります。
・脱灰抑制作用(初期むし歯の発生を抑える)
・再石灰化作用(エナメル質にミネラルを取り戻す)
・耐酸性効果(酸に溶けにくい歯を作る)
 CPP-ACPには歯の再石灰化に重要な「リン酸カルシウム」が、歯になじみやすい状態で高濃度に含まれています。さらに、口内を中性にして、歯の酸化を抑える作用もあります。

CCP-ACPペーストは、細菌の産生する酸によって酸性状態に傾いた口腔内を中性に戻す中和作用と、酸性状態になりにくい状態を維持する緩衝作用を持っています。
う蝕原因菌であるS.mutans懸濁液にスクロースを添加したところ急激にpHが低下し,30分後にはpH4.5まで下がりましたが,MIペーストを加えると酸が中和され,再びpHが低下するのを防ぐことが明らかとなりました。


MIペーストは,唾液と比較してはるかに高濃度のCa 2+ PO43- が,生体が利用できるかたちとして(非結晶性な可溶性の状態,すなわち歯に直接浸透できる状態で)含まれていることになります