「合着」と「接着」とは?
歯科のセメント、合着と接着の違いをご存知ですか?金属にするかセラミックにするかを選ぶ際に、知って頂きたいことがあります。
それは、金属やセラミックが歯と、どのようにくっついているかということです。保険診療で用いる金属は歯は、歯にはまっているだけで歯と一体化していません。
セメントが歯と金属の間を埋めて、はまっているだけなのです。これを『合着』と言います。時間が経ってセメントが劣化したり歯ぎしりなどでセメントが壊されると、隙間ができて金属が取れていきます。 また、歯と金属ののすき間に細菌が浸入するため、新たなむし歯になることがあります。そのようなことから金属による治療は、平均約5~7年でダメになっているのです。
それに対し、セラミックはセメントによって歯と一体化させます。これを『接着』と言い。一体化させるため、細菌を浸入させません。
金属の『合着』には限界があり、虫歯の再発、脱離などの不具合を引き起こしやすくします。治療費を抑えることは出来ますが、保険適応となる銀歯は、見た目だけでなく、アレルギーの問題、天然歯への影響、むし歯の再発など、長い目で見れば、治療費も決して安くはありません。
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